与謝野経財相:09年度経済成長はプラスになるはずがない(2)

与謝野馨財務・金融・経済財政担 当相は10日夕の経済財政諮問会議後の記者会見で、実質ゼロパーセン トとしている2009年度の政府経済見通しの見直しについて、「プラス になるはずはないことはわかる。12月の政府経済見通しが、外れそう だという常識的な考え方がある」と述べ、マイナスに修正する意向を 示した。

同相は現状の景気について「明白に輸出も大幅に落ちているし、 鉱工業生産も相当な落ち込みを示している」との認識を示し、「動物的 な予感として物事を考えていかなければならない側面がある」と指摘 した。

さらに、新たな経済対策の策定に際しては、①09年度予算成立後 に対策を行わず放置した場合、日本経済がどの程度落ち込むか②通常 の後退局面と比較し日本の社会がどれくらいのマイナス成長まで耐え られるか-などについて考え方を示すべきだと主張。その上で「現状 認識をはっきりさせるところから物事を進めるべきだ」と強調した。

そのために同相は、「可能であれば次回会合で、民間議員からマク ロ経済政策から危機克服の道筋についてご提案いただき、議論を進め めたいと思う」と語った。

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