中国株(終了):上海総合指数、3日ぶり反発-海運やエネルギー高い

中国株式相場は上昇し、上海総合指 数が3営業日ぶり反発となった。貨物輸送料や原油相場の上昇を背景に 海運株やエネルギー株が値上がりした。

貨物海運大手の中国遠洋運輸集団(COSCOホールディングス、 601919 CH)とCOSCOシッピング(中遠航運、600428 CH)は、 ともに値幅制限いっぱいの10%高。商品運搬コストを示すバルチッ ク・ドライ指数が半年ぶり高水準となったことが好感された。国内石油 生産最大手、ペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)は1.9%上昇。 9日の原油相場の値上がりに反応した。今週発表の経済指標を控え、 10日の中国株式相場は動きの激しい展開となった。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動して いる上海総合指数は前日比39.82ポイント(1.9%)高の2158.57で終 了。一時は1.4%安まで下げる場面もあった。上昇と下落が少なくとも 9回入れ替わる方向感のない展開だった。上海証取と深セン証取の人民 元建てA株に連動しているCSI300指数は1.7%高の2240.78。

ファースト・トラスト・ファンド・マネジメント(上海)のワン・ ペン最高投資責任者(CIO)は「海運業界のファンダメンタルズ(基 礎的諸条件)は改善しつつあるようだ」としながらも、「景気が底入れ したかを判断するには、投資家はなおも貿易統計などの経済指標を見極 める必要がある」との見方を示した。

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