豪ヘッジファンド:2月の運用成績はマイナス0.7%-株価下落響く

オーストラリアのヘッジファンドの2月の 運用成績は3カ月ぶりにマイナスとなった。株価下落や金融株の空売り規制が株 式ファンドのリターンを圧迫した。

調査会社オーストラリアン・ファンド・モニターズ(AFM)のリポートに よると、豪国内のヘッジファンド201本の運用成績の指標であるオーストラリア ン・ファンド・モニターズ指数は2月に0.7%低下した。1月は0.4%上昇して いた。豪株の指標のASX200指数は2月に前月比で5.5%低下し、1月の同

4.9%安から下げ幅を拡大していた。

AFMのクリス・ゴスリン最高経営責任者(CEO)は「ASX200指数に 比べてヘッジファンドのリターンは約5ポイント上回った」と指摘。金融株の空 売り制限を政府が5月末まで延長を決めたことに言及し、「ヘッジファンドは新 たな環境に順応する手段を探している」と述べた。

豪ヘッジファンドの2008年の運用成績は過去最悪のマイナス18%で、世界 平均とほぼ同水準だった。信用収縮を受けて投資家が資金を引き揚げ、各国政府 は空売り禁止措置を講じたことが背景。シンガポールの調査会社ユーレカヘッジ によると、昨年は世界のヘッジファンドの損失が過去最大の3840億ドルに達し た。

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