短期市場:翌日物0.10%付近、レポも低位安定-国債買い現先オペ減額

短期金融市場の無担保コール翌日物は0.10% 付近で取引されている。準備預金の積み最終日を週末に控えて、大半の銀行は 積み上げが進んでおり、手元資金には余裕がある。レポ(現金担保付債券貸借) 金利も低位安定するなか、日本銀行はこの日の国債買い現先オペを減額した。

翌日物は前日の加重平均金利0.103%に対して、大手銀行の調達が0.09-

0.10%、地方銀行や一部信託銀行の調達は0.11-0.13%から始まった。市場関 係者によると、一部の銀行が試し取り(ストレスチェック)を実施し、若干高 めの金利水準を提示しているとの指摘が出ている。レポは11日や12日の受け 渡し分が0.11%付近で推移している。

この日は国庫短期証券(TB)6カ月物と30年債の発行で1兆5000億円 程度の資金不足になる。ただ、先日付で取引されるレポは実質的な下限域で安 定しており、発行日の要因は限られている。

日銀は午前9時30分、スポットネクスト物(3月12日-13日)の国債買 い現先オペを前日より5000億円少ない2兆円に減額して通知した。前日のオペ で応札額が通知額を下回る札割れが発生したため。1週間物(3月12日-19日) は1兆円で横ばい。前日のスポットネクスト物の平均金利は0.104%、1週間物 は0.113%だった。

午前9時20分の即日実行の定例金融調節は見送られ、この日の当座預金は 8000億円減の10兆9000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は3000億円減 の8兆円程度になる。

準備預金が徐々に縮小され、積みの進ちょく率かい離幅は6%台まで抑制 されているが、引き続き資金需給には余裕がある。日銀が潤沢な資金供給の姿 勢を継続すれば、年度末を含む3月分の積み期間(3月16日-4月15日)も 金利上昇圧力は抑えられるとの見方が出ている。

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