米トウモロコシ:1週間余ぶり高値-相場下落で農家が売り控え

シカゴ商品取引所(CBOT)で は9日、トウモロコシ相場が1週間余ぶりの高値を付けた。相場が昨 年達した過去最高値から下落したことを受け、米国の農業経営者が飼 料やエタノールメーカー向けの販売を手控えている兆しが示されたこ とが要因。

ミネアポリス穀物取引所のデータによると、米国のトウモロコ シの現物価格は過去2カ月間に9.6%下落している。引き渡し可能 なトウモロコシ在庫は2月27日終了週に21%減の855万1000ブ ッシェルとなった。

アーチャー・フィナンシャル・サービシズ(シカゴ)の農業事 業担当ディレクター、グレッグ・グロー氏は「農家は売りを控えてお り、そのことが現物と先物の価格を押し上げている」と指摘。「農家 は過去2年間、最高水準の収入を得ており、相場の上昇局面でしか売 ろうとしないだろう」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場5月限終値は前週末比4セン ト(1.1%)高の1ブッシェル当たり3.655ドル。一時は3.70ド ルと、2月26日以来の高値を付けた。

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