米シティやBOAなどの社債保証コスト、過去最高-CDS取引

9日のクレジット・デフォルトスワ ップ(CDS)市場では、米シティグループやバンク・オブ・アメリカ (BOA)など金融機関の社債保証コストが上昇し、過去最高となった。

フェニックス・パートナーズ・グループによると、シティ債のCD Sスプレッドは65ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の 640bp。CMAデータビジョンのデータでは、BOAは29bp上げて 385bp。英銀HSBCホールディングスの米消費者金融部門HSBCフ ァイナンスも、貸倒損失の拡大が懸念されるなかで過去最高を記録した。

フェニックスによれば、北米の投資適格級企業125社で構成するマ ークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドはニューヨーク時間午 後4時52分(日本時間10日午前6時52分)現在、13bp上昇し263b p。CMAの調べでは、同指数は昨年12月15日以来の高水準で推移し ている。スプレッド上昇は投資家心理の悪化を示す。

HSBCファイナンス債の前払い保証料率は5ポイント上げて 22%(フェニックス調べ)。これは同社債1000万ドルのデフォルト(債 務不履行)に対する5年間の保証料が年間5%(50万ドル)に加えて、 最初に220万ドルかかることを意味する。前払い保証料率は一時、過去 最高の25%に達していた。

HSBCは先週、米国の800支店のほぼすべてを閉鎖し、同国の消 費者向け融資事業から撤退すると発表。2日発表した2008年通期決算は、 純利益が57億3000万ドルと、前年の191億ドルから70%減少した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE