ロマー米CEA委員長:今回の景気低迷、大恐慌と同様の要因が引き金

米大統領経済諮問委員会(CE A)のロマー委員長は9日、現在の景気低迷は大恐慌ほど深刻ではない が、1930年代の景気下降と同様に住宅価格と株価の下落が引き金にな ったとの見解を示した。

ロマー委員長はワシントンのブルッキングス研究所で講演し、「明 白なのは大恐慌と同様、現在の景気下降の根本的な原因が資産価格の下 落と、金融機関が破たん、またはそれに近い状態になったことだという 点だ」と述べた。

また、「足元のリセッション(景気後退)は間違いなく深刻だが、 1930年代にわれわれの親や祖父母の世代が経験したものほどではな い」とも語った。

2月の失業率が8.1%だったことについては、「ひどい水準で、数 百万世帯が計り知れない悲劇に見舞われていることを示すものだ」と指 摘。米政権は「大恐慌の『大』という文字が現在の景気下降に当てはま ることがないよう全力を尽くしている」と強調した。

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