ファーバー氏:政府支出で株高に、S&P500は500割れの可能性も

投資家マーク・ファーバー氏は9日、 政府支出がS&P500種株価指数の上昇につながるとの見解を示した。 同指数は2007年10月に付けた最高値から56%下落している。

ファーバー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応 じ「株価は今から4月末にかけて上昇する可能性がある。政府の政策は 経済活動の押し上げにつながらなくとも、株価を押し上げる可能性はあ る。株式相場はかなり調整してきている」と語った。

ファーバー氏はまた、弱気相場が終わる前にS&P500種はさら に27%下げ、500を割り込む可能性もあるが、投資家は今後10年間 にかけて利益を出せるとの見解を示した。

オバマ米大統領は2月、減税や財政出動を柱とした7870億ドル の景気対策法案に署名した。同大統領が議会に提出した2010年度の 予算教書によると、政府は金融安定化政策として当初の7000億ドル に加え、追加資金として7500億ドルを求めている。

米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンの焦げ付きで、 世界の銀行が計上した損失は1兆2000億ドル(約120兆円)に上り、 S&P500種は最高値を付けた07年10月9日から56%下落してい る。2008年に同指数は38%下げており、年間ベースでは1937年以 降で最大の落ち込みとなった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE