財務次官:株価動向を注意深く見守る-日経平均バブル後最安値(2)

杉本和行財務事務次官は9日夕の定 例会見で、日経平均株価が終値ベースで昨年10月に付けたバブル経済崩 壊後の安値を更新したことを受けて、「株価の動向は今後とも注意深く 見守りたい」と述べた。また、株価対策について「経済の底割れを防ぐ よう取り組んでいきたい」と語った。ただ、具体策については言及を避 けた。

一方で、日本経済については「世界的な景気後退が見られる中で、 輸出が大幅に減少し、生産や雇用が厳しい状況にあるなど景気は急速な 悪化が続いており、厳しい状況にある」との認識を示した。

先行きも景気の悪化が当面続くとの見方を示した上で、「雇用の大 幅な調整につながることが懸念される」としたほか、「世界的な金融危 機の深刻化や経済の一層の下振れ懸念、株式、為替市場の変動など景 気を下押しするリスクに留意する必要がある」と指摘した。

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