発電用石炭価格交渉:日本の電力会社と豪企業の合意近い-シティ

米シティグループによると、日本の 電力会社とオーストラリアの石炭生産会社との発電用石炭の年次契約 価格交渉が合意に近づいている見込みだ。シティは、1トン当たり70 ドル台前半で合意される可能性が高いとしている。

シティグループの9日付リポートによると、発電用石炭のスポッ ト価格はここ数週間、80ドルから60ドルに下落しているが、日本の 電力会社は4月1日から適用される2009年度の契約価格の提示額を 70ドルで維持している。現行の契約価格は125ドル、シティグループ の予想は70ドルとなっている。

グローバルコールNEWCインデックスによると、アジアの指標 となる豪ニューカッスル港の発電用石炭価格は先週、5.5%下げ61.70 ドルと、1年9カ月ぶりの安値となった。シティグループは、ガスと 二酸化炭素(CO2)排出権価格の下落により、欧州で発電用石炭価格 が下げたことがニューカッスル港の発電用石炭の値下がりにつながっ たとみている。

シティグループによると、今年の発電用石炭の契約価格交渉は、 鉄鋼原料である原料炭の契約価格が決定される前に合意に至る可能性 が高い。

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