香港株(午前):ハンセン指数が下落-HSBCは40香港ドル割れ

午前の香港株式市場では、ハンセ ン指数が下落し、約4カ月ぶりの安値を付けた。世界的リセッション (景気後退)が深刻化し、企業利益を圧迫するとの懸念が広がった。

HSBCホールディングス(5 HK)が1996年7月以来で初めて 40香港ドルを割り込んだ。午前終値は前週末比11%安の38.85香港 ドル。世界銀行は、世界経済が今年、第2次大戦後で初のマイナス成 長に陥るとの報告書を発表した。携帯電話機の受託生産で世界最大手 の富士康(2038 HK)も11%下落。昨年7-12月(下期)決算が赤字 となったことが嫌気された。

シンガポールのロジャーズ・ホールディングス会長で著名投資家 のジム・ロジャーズ氏は「われわれは皆、米欧の影響を受けており、 両地域は非常に深刻な苦境にある」と指摘。「ウォルマートや米小売 り各社と取引があれば打撃を被るだろう。ただ中国経済の一部は良く なりそうだ」と述べた。同氏は農業や水処理の産業を有望視している とも語った。

ハンセン指数は香港時間午後零時半(日本時間同1時半)現在、 前週末比210.22ポイント(1.8%)安の11711.30。このままいけば 終値は、昨年10月27日以来の安値になる。ハンセン中国企業株(H 株)指数は同0.28ポイント高の6785.75。

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