米国は金融サミットで支出拡大を要請へ、欧州と対立も-WSJ

米紙ウォールストリート・ジャーナ ル(オンライン版)は9日、米国が4月2日にロンドンで開催される 20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)で各国首脳に対し、 世界経済の押し上げに向けた緊急政府支出の拡大を要請すると報じた。 金融規制の見直しを重視する欧州諸国と対立する恐れがあるという。

同紙が複数の米当局者の話を基に伝えたところによると、米政府 は主要国による統一された行動計画が市場で求められていることから、 オバマ米大統領にとって経済外交の初舞台となる金融サミットで、各 国に支出拡大策を強く訴える見通し。

ただ、フランスやドイツなどの欧州諸国は、このサミットで金融 市場の監督ルールの見直しに重点を置きたい考えであるため、米国側 の意向と食い違いがあると同紙は指摘した。欧州諸国は規制の緩みが 金融危機の主因だとして、ヘッジファンドやプライベート・エクイテ ィ(PE、未公開株投資)などへの監督を強化したい考え。

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