短期市場:翌日物0.10%中心、調達意欲弱い-現先オペ供給額横ばい

短期金融市場の無担保コール翌日物 は0.10%を中心に取引されている。銀行を中心に手元資金の余剰感が依 然として強く、この日から準備預金の積み上げ最終週に入っても調達意 欲は弱い。一方、日銀はこの日の国債買い現先オペによる資金供給額を 前週末と横ばいの総額3兆5000億円で通知した。

翌日物は前週末の加重平均金利0.099%に対して、地方銀行などの 調達で0.10%から取引を開始し、一部0.08%まで低下している。一部 外国銀行の調達水準は0.11%となっている。全体的に資金需要は限定的。 レポ(現金担保付債券貸借)は当日物(T+0)が0.10%、10日や11 日受け渡し分は0.11%で推移している。

前週末までの日銀当座預金残高は縮小傾向が続いたが、依然として 必要額を大きく上回る資金が市場に残されている。積み最終日を13日に 控え、前週末は積みの進ちょく率かい離幅が10%台から7%台まで抑制 されたが、銀行の調達需要は依然として低調で、足元の余剰感は根強い ようだ。

この日から期日が年度末を越える無担保コール3週間物は0.55% で調達希望が提示されている。前週の全店共通担保オペは、期末越えの 翌日物(3月31日-4月1日)の最低落札金利が0.25%、長めの3カ 月物(3月10日-6月22日)は0.20%と、いずれも落ち着いた水準で、 金融機関が資金手当てにめどを付け始めたとの指摘も聞かれる。

買い現先オペ3.5兆円

日銀は午前9時30分、スポットネクスト物(3月11日-12日)の 国債買い現先オペを前週末と同じ2兆5000億円で通知した。1週間物 (3月11日-18日)も1兆円で横ばい。前週末のスポットネクスト物 の平均落札金利は0.104%、1週間物は0.117%で、いずれも直近の最低 水準となっている。

午前9時20分の即日実行の定例金融調節は見送られ、この日の当 座預金は6000億円増の11兆7000億円程度、準備預金(除くゆうちょ 銀)は2000億円増の8兆3000億円程度になる見込み。準備預金の必要 積立額(1日平均)は3兆5000億円となっている。

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