英国債(6日):10年債相場が急伸、週間では92年以来で最大の上げ

今週の英国債市場では、10年債相 場が大幅上昇し、1992年以来で最大の上げとなった。イングランド銀 行が5日に景気対策として、中・長期債を購入する計画を発表したこ とがきっかけだった。

10年債利回りは2日連続で大きく下げ、2日間の下げとしてはブ ルームバーグがデータ集計を開始した1989年以来で最大となった。 イングランド銀は政策金利を0.5%まで引き下げるとともに、向こう 3カ月間で750億ポンド相当の国債と社債を購入する計画を明らかに した。

利下げ局面の終わりが近いとの観測を背景に、2年債に対する10 年債の上乗せ利回りは縮小し、ほぼ2カ月で最小の幅となった。

BNPパリバの金利ストラテジスト、マテオ・レゲスタ氏(ロン ドン在勤)は「イングランド銀は金利がこれ以上低下しないとのシグ ナルを発した。2年債と10年債のスプレッドはさらに縮小するだろ う」と語った。

ロンドン時間5時6分現在、10年債利回りは前日比30ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.06%。前週末からは56 bp低下し、1992年4月以来で最大の下げとなった。イングランド銀 行の買い取り対象とみられる国債の1つである15年債の利回りはこ の日45bp下げた。5日は40bp低下していた。

一方、2年債利回りは前日比6bp上昇し1.27%となった。これ により10年債との利回り格差は180bpと、1月16日以来で最小の 幅となった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE