世界的な景気減速が中国経済の「主要なリスク」-DBSのテオ氏

DBSアセット・マネジメントは 6日、世界経済の悪化を受けて、中国企業の収益が予想を下回り、同 国成長率が鈍化するなか、中国株の上昇は失速する可能性があるとの 見方を示した。

DBSの「グレーター・チャイナ」ファンドの運用担当者、テオ・ チョンキアット氏は、景気対策の効果が出るのに時間がかかることを 理由に、投資家は中国の成長率見通しを引き下げるべきだと述べた。 同氏のファンドは今年に入り6%下落と、中国や台湾、香港で取引さ れる銘柄の指標、MSCIゴールデン・ドラゴン指数の9.5%安と比 べ下げが小幅にとどまっている。

世界の主要株式指標のうちで、中国株は今年のパフォーマンスが 最高で、上海総合指数は20%高となっている。しかし、世界的なリセ ッション(景気後退)に伴う輸出の落ち込みにより、株高は持続不可 能だと、テオ氏はみている。中国経済は7年ぶり低成長に陥っている。

テオ氏は電話取材に応じ、「収益見通しは依然として高過ぎ、こ のため決算が期待外れとなれば株式相場が下がるリスクがある」と指 摘。さらに「世界経済の弱さは中国にとって引き続き主要なリスクだ」 との見方を示した。

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