2月の米非農業部門雇用者数、60年ぶりの大幅減少へ-BN調査

米労働省が6日発表する2月の米 雇用統計では、非農業部門雇用者数が1949年以来で最大の減少とな ったもようだ。雇用減が消費の一段の冷え込みや破産増加につながる 恐れもある。ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関に実施した 調査で明らかになった。

80社の予想中央値によれば、非農業部門雇用者数は前月比65万 人減で、失業率は7.9%(78社の中央値)と25年ぶりの高水準への 上昇が見込まれている。

世界的な需要の落ち込みを受けて、自動車大手ゼネラル・モータ ーズ(GM)から小売りのシアーズ・ホールディングスまで多種多様 な企業が雇用削減に踏み切り、失業と支出切り詰めの悪循環が続いて いる。オバマ政権は350万人の雇用創出・維持を目指す7870億ドル (約77兆円)規模の景気対策を推進する。

バークレイズ・キャピタルの米経済調査共同責任者、イーサン・ ハリス氏は「われわれは今、ほぼパニック状態にある」と指摘。「企 業は労働力を、深刻な不況に合うように調整している」と述べた。

雇用統計は午前8時半(ワシントン時間)に発表される。非農業 部門雇用者数の予想レンジは50万人減-80万人減。失業率の予想は

7.8%-8.1%。失業率は1月には7.6%に上昇した。

非農業部門雇用者数の減少が予想中央値と同じなら、1949年10 月の83万4000人減以来で最悪となる。当時は50万人の鉄鋼労働者 が、年金や医療手当の改善を求めてストを行っていた。

1月の非農業部門雇用者数は59万8000人減で、リセッション (景気後退)が始まった2007年12月以来の減少数は360万人に達し た。景気下降期の減少数としては、1945年以来で最悪だ。

2月の製造業雇用者数は、前月比20万人減(22社の中央値)と 予想されている。1月の20万7000人減は、1982年以来で最悪だっ た。

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