08年の商品相場高騰:投機でなく需給が要因-証券監督者国際機構

金融規制当局の国際機関である証券 監督者国際機構(IOSCO)は、商品相場が昨年高騰したのは、投 機ではなく需給が要因だった可能性が高いとの見方を示した。一方で、 相場操縦を防ぐため権限強化を求めている。

スペインのマドリードを拠点とするIOSCOが設置した12カ 国による特別委員会が、昨年の原油相場の過去最高値への高騰と食料 価格の上昇について調査し、リポートをまとめた。原油相場は昨年7 月に現行の3倍以上の水準まで上昇して最高値を付け、各国首脳は、 信用収縮に代わって原材料価格の高騰が世界経済の懸念材料になって いるとの見解を示した。

米商品先物取引委員会(CFTC)や英金融サービス機構(FS A)が主導するIOSCOは、規制当局は依然、特に店頭市場など市 場に関するデータの提出を要求する権限を強化する必要があると指摘。 相場操縦を試みるトレーダーらを処罰する権限も強化されるべきであ るとしている。

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