米自動車業界は燃料電池市場でアジア勢に遅れ-フォードCEO

米自動車大手フォード・モーター のアラン・ムラリー最高経営責任者(CEO)は4日、電気自動車に 必要な先進の燃料電池の分野で米国はアジア勢に後れを取っていると 指摘し、国内の同産業をてこ入れすべきだとの考えを明らかにした。

ムラリーCEOは米カリフォルニア州サンタバーバラで開かれた ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙主催の会合で、「電気 自動車はわれわれの未来の一端を担うだろう」と述べた。その上で、 「その分野は現在、日中韓にけん引されている」と付け加えた。

同CEOは、米国の輸入原油への依存度を引き下げるためには、 リチウムイオン電池だけで走る自動車や、新タイプのハイブリッド電 気自動車、より低燃費のガソリン車、水素燃料電池車が必要だとの見 方を示した。フォードは来年、燃料電池車の発売を計画している。

トヨタ自動車とパナソニックの合弁、パナソニックEVエナジー はハイブリッド車の燃料電池最大手で、今年はリチウムイオン電池を 生産する大規模な組み立て工場の開設を予定している。NECとジー エス・ユアサコーポレーションは、日産自動車やホンダの自動車向け に最先端の燃料電池を開発している。中国の比亜迪(BYD)は2011 年に独自のリチウムイオン電池を用いたプラグイン式のハイブリッド 車を米市場に投入する計画だ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE