ファーバー氏:大手鉱山が後ろ盾の探鉱会社株を買い推奨-金上昇で

著名投資家マーク・ファーバー氏 は、金相場が上昇するなか、それに伴う株価上昇の恩恵を最も受けるの は金の探鉱会社と予想、カナダのアイバンホー・マインズ、ノバゴール ド・リソーシズ、ガブリエル・リソーシズの株式を保有していることを 明らかにした。同氏は2001年に金の買いを推奨。金相場はその後、3 倍に上昇した。

ファーバー氏(63)は、信用市場の低迷が世界的なリセッション (景気後退)につながった後、成長が回復局面に入れば、商品は最初に 上昇が見込める資産であると予想。大手鉱山会社が後ろ盾となっている 探鉱会社の株価は大手企業より割安となっている上、景気が悪化しても 事業継続のための金融支援を受けられるとの見方を示した。

ファーバー氏は、他の資産価値が低下するなか、貴金属価格は上 昇するとみている。82銘柄で構成するブルームバーグ世界鉱業指数は、 4年ぶりの低水準まで下げた昨年11月20日以降、31%上昇しており、 金相場も今年3月4日までに21%上げている。世界の主要市場の株価 をカバーするMSCI世界指数はこの間に6.4%下落している。

ファーバー氏はトロントでインタビューに応じ、「鉱業株、特に 探鉱会社の投資妙味は比較的高いが、有力な企業が後ろ盾となっている 探鉱会社の株式を購入する必要がある」と指摘。「多くの企業の資金が 枯渇するだろう。有力な企業に支援されている探鉱会社なら大丈夫だ」 と述べた。

産金最大手、カナダのバリック・ゴールドと共同で複数のプロジ ェクトを手掛けるノバゴールドのトロント証券取引所の株価は5日、前 日比8.4%高の1株当たり3.60カナダ・ドルとなった。

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