セシール株が反落、2月売上高2割減-暖冬とカタログ配布削減の影響

衣料品・生活関連用品のカタログ通 信販売大手のセシールの株価が一時、前日比3.2%の120円と反落。個 人消費の落ち込みや暖冬の影響で、2月の売上高が急減した。利益率改 善を目指してカタログ配布数を減らしており、収益の縮小不安が広がっ た。

同社が5日に発表した2月の売上高速報(連結)は前年同月比19.5% 減。1月の同1.5%減から悪化した。同社広報室の香川敏宏課長は「消 費環境が厳しかったうえ、暖冬の影響もあり秋冬物が落ち込んだ。前年 2月に販売が16%伸びていた反動も出た」と語った。前年がうるう年だ った影響は「4-5ポイントの悪化につながった」(香川氏)。

品目別の売上高をみると、暖冬のためコートなどのアウターウエア が同25%減と低迷したほか、寝具・インテリアなどのライフグッズ、イ ンナーウエアなども落ち込んだ。同社はカタログ配布の最適化を目指し て春夏カタログの配布部数を減らしており、これも売り上げ減少につな がった。ただ、利益率の高い化粧品などのファッショングッズは引き続 き好調に推移したという。

会社側は2009年12月期の連結純損益を2億円の赤字と計画。本業 のもうけを示す営業損益は3億円の黒字転換(前期は3億円の赤字)を 見込むものの、商品評価損として約3億円を特別損失に計上するため、 最終赤字は避けられないとみている。

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