丸千代山岡株がストップ高、電化厨房で光熱費抑制-前期利益上ぶれ

北海道と北関東を中心にラーメン店 を展開する丸千代山岡家の株価が、前日比13%高の8万7000円とスト ップ高(制限値幅いっぱいの上昇)。電化厨房を積極的に取り入れたう え、人件費抑制を進め、前期(2009年1月期)利益が計画を上回る見通 しとなった。ラーメンだけでなく期間限定商品の売れ行きも良く、良好 な収益が評価されている。

同社は5日取引時間終了後、09年1月期の単体業績計画を修正する と発表した。本業のもうけを示す営業利益は前の期比2.9倍の2億2900 万円となったもようだ。従来計画は1億9600万円。同社の渡部哲寛・経 営企画室長は「電化厨房の導入で光熱費を削減できた。アルバイトの教 育に力を入れて戦力とし、人件費を抑制することができた」と語る。

全店売上高は同9.0%増、既存店ベースでは同1.3%増と、好調を持 続した。店舗数は7店増えて91店舗になった。「プレミアム醤油とんこ つ」など定期的に期間限定メニューの投入が、新規顧客の呼び込みと固 定客の来店頻度増加につながった。

SMBCフレンド証券・投資情報部の東秀昭課長代理は「業績好調 を受けて買いが入ったようだ。ラーメンは店に入りやすく、人気が高い」 と指摘する。

ラーメン業界では、首都圏を中心に「中華そば日高屋」を展開する ハイデイ日高も業績が好調だ。ギョーザやレバニラ炒めなどサイドメニ ューを充実、「アルコール類の販売も伸びている」(同社執行役員の島 需一経営企画部長)といい、「ラーメン居酒屋」として人気を呼んでい る。ハイデイ日高株の午前終値は前日比1.6%高の1005円。3日続伸し、 2月25日以来7営業日ぶりに1000円台に乗せた。

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