短期市場:翌日物は横ばいか、積み進ちょくで調達減退-レポ0.1%

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.10%前後で横ばいか。準備預金の積み上げが大幅に進ちょくす るなか、銀行を中心に調達意欲が減退している。レポ(現金担保付債 券貸借)金利も0.10%付近の低位安定が続くとみられており、国債買 い現先オペは減額される可能性がある。

5日の翌日物の加重平均金利は0.1ベーシスポイント(bp)上昇 の0.101%。朝方は国内銀行の調達で0.10%から始まった。その後は

0.07-0.09%に水準を下げて推移した。全体的に資金余剰感が強く、 取引は低調な状態が続いた。

金融調節で日銀当座預金残高や準備預金残高(除くゆうちょ銀) が徐々に縮小されているが、市場で資金余剰感が強い裏返しでもあり、 取引金利は低位安定が続きそうだ。準備預金の積みの進ちょく率かい離 幅がプラス10%を超えており、積み最終日の13日まで調達意欲は弱 そうだ。

レポは0.10%付近で取引されており、無担保コール翌日物との格 差がなくなっている。銀行から資金の運用意欲が強いためとみられ、短 めのターム(期日)物でも資金運用が指摘される。前日は1日物の国債 買い現先オペが札割れになっており、通知額を3兆円から減額する可能 性もある。

準備預金8.1兆円の見込み

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られた場合、この 日の当座預金は8000億円減の11兆1000億円程度、準備預金(除く ゆうちょ銀)は4000億円減の8兆1000億円程度になる見込み。短資 会社各社の予想では、即日の金融調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の必要積立額(1日平均)3兆4900億円と積み終了先 4兆6700億円から推計した中立水準は8兆2000億円程度になる。

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