英中銀:政策金利、0.5%に引き下げ-資産買い取り開始へ(3)

(2段落目に加筆し、4-5段落目を追加します)

【記者:Jennifer Ryan、Brian Swint】

3月5日(ブル-ムバ-グ):イングランド銀行(英中央銀行)は 5日開いた金融政策委員会(MPC)で、政策金利のレポ金利を0.5ポ イント引き下げ0.5%にすることを決めた。政策金利は1694年の同中銀 創設以来の最低を更新した。

同中銀はまた、利下げに加えたリセッション(景気後退)対策とし て、最大150億ポンド(約2兆950億円)相当の国債と社債の買い取り を通じ、英経済に資金を注入することも発表した。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト60人を対象にまとめ た調査でも、キング総裁ら9人から成るMPCは政策金利を1%から

0.5%に引き下げると見込まれていた。

キング総裁は5日公表されたダーリング英財務相あての2月17日 付の書簡で「このように不透明性の強い時期、多様な経路を通じて景気 を刺激することには利点がある」と指摘していた。

ブラウン首相は4日、景気の縮小に歯止めをかけるためには各国政 府が英米に続いて政策金利を引き下げ、財政支出を拡大する必要がある と呼び掛けた。

MPCの元メンバー、チャールズ・グッドハート氏は、英国は 「政策金利の調節から量的緩和へと、新たな世界に移行しつつある。 政策決定のプロセスはより不透明になる。今月はMPCの議事録の 内容が、政策決定よりもはるかに重要になるだろう」と語った。

同中銀は声明で、発表した資産買い取りの実施に最大3カ月かか るとの見通しを示した。買い取り対象の大半は英国債となる。中銀は 6日に公開市場操作を行う。

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