10-12月のユーロ圏GDP改定値:1.5%減-速報値と同じ(2)

欧州連合(EU)統計局(ユー ロスタット)が5日発表したユーロ圏の2008年10-12月(第4四 半期)実質GDP(域内総生産)改定値は前期比1.5%減となった。 先月13日公表の速報値と変わらず。

同四半期の家計支出や企業投資が少なくとも13年で最大の落ち 込みとなったことを受け、欧州中央銀行(ECB)に対し経済危機へ の取り組み強化を求める圧力が強まりそうだ。

ユーロスタットによれば、企業設備投資は前期比2.7%減、家計 支出は0.9%減と、いずれも統計が開始された1995年以来で最大の 落ち込みとなった。輸出が7.3%、輸入は5.5%それぞれ減少した。

欧州中央銀行(ECB)はこの日に政策金利を0.5ポイント引き 下げると見込まれている。追加緊急措置をすでに打ち出した米連邦準 備制度理事会(FRB)やイングランド銀行に、ECBも追随するよ う圧力が増している。

フォルティス銀行の欧州担当チーフエコノミスト、ニック・コー ニス氏(アムステルダム在勤)は「弱い経済データは各国の中央銀行 が非伝統的な追加措置にさらに近づく緊急性への方向を表している」 と述べ、「伝統的な金融政策の終わりが近い」との認識を示した。

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