衛星通信インマルサットCOO:不況でも需要根強く、投資計画も順調

衛星経由で公海上の船舶などに通信 サービスを提供する英インマルサット(旧・国際移動通信衛星機構)の ペリー・メルトン最高執行責任者(COO)は5日、都内でブルームバ ーグ・ニュースのインタビューに応じ、世界的な景気後退下でも衛星通 信サービスの需要は根強く、投資計画も順調だと語った。

同社は昨年8月に、通信網のブロードバンド(高速大容量)化に必 要な衛星の打ち上げを完了。旧KDD(国際電信電話会社)をルーツに 持ち、インマルサットにも4.7%を出資する国内通信2位KDDIが、 日本国内でのサービス提供をほぼ独占している状態。インタビューの要 旨は以下の通り。

世界的な不況と会社の収益:

「経済界全般で朗報はあまり聞かれない。しかし、通信ニーズが高 いことから業績は堅調。幸運なことに、ライバルが次世代衛星打ち上げ の資金調達をしようといている中、われわれは昨年8月の打ち上げで資 本支出でのサイクルにひと区切りをつけ、次のプロセスに入っている」

「同衛星の設備に関する償却はすでに開始した。キャッシュフロー も非常に良好で利益も上がり、コスト管理もきっちりできている。何が 起きるか分からないので、市場や資本支出の先行きに関しては非常に慎 重に見てはいるが」

筆頭株主である米ファンドのハービンジャーが昨年7月に、追加出資の 意向を表明したが、その後の経過は:

「特にない。ハービンジャーからオファーはなく、その他の大株主 も含めて、出資比率に変動もない」

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