英スコティッシュ・ウィドウズ、円資産保有を削減-日本経済悪化で

英資産運用会社スコティッシュ・ウ ィドウズ・インベストメント・パートナーシップは、日本の経済状況 の悪化を理由に、これまで主な投資対象としていた円資産の保有を2 割削減した。同社は債券・為替投資で420億ポンド(約5兆9000億 円)相当の資産運用を手掛ける。

同社の債券担当グローバル責任者、ロッド・ダビッドソン氏は、 この1カ月間で自社の主力投資商品における円資産の配分を従来の 30%から24%に引き下げたことを明らかにした。一方、ドルについ ては30%から36%に引き上げたという。

ダビッドソン氏は4日、取材に応じ、「このところ、日本からのニ ュースはひどいものだ」と指摘。「われわれにとっても良い前兆ではな い」と語った。

4日の外為市場で、円はドルに対し、約4カ月ぶりに1ドル=99 円台に下落した。先月発表された日本の1月の全国消費者物価指数(除 く生鮮食品、コアCPI)は、家計部門が支出を抑制するなか、前年 比横ばいとなった。マイナスに転じるのは時間の問題とみられている。 また、同月の家計調査では、2人以上の世帯の実質消費支出が前年同 月比5.9%減と、約2年ぶりの大幅な落ち込みとなった。

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