【今日のチャート】ドバイ原油の逆ざや、OPEC減産の効果示す

アジア向けペルシャ湾岸原油の指 標となっているドバイ原油期近限月価格が期先物より高くなっており、 石油輸出国機構(OPEC)の減産が功を奏し始めたことを示してい る。

今日のチャートは、今後4カ月間のドバイ原油の価格曲線がOP ECの減産を背景に順ざやから逆ざやにシフトしていることを示す。 OPECは昨年12月17日に、原油価格下落に歯止めをかけるため2 回目の減産で合意した。

PVMオイルアソシエーツによると、4日のドバイ原油4月限は 1バレル当たり41.57ドルと、5月限の40.91ドルを上回った。期近 物価格が期先物を上回る場合を逆ざやと呼ぶ。この逆が順ざや。

ハドソン・キャピタル・エナジーのアジア担当ディレクター、ジ ョナサン・コーナフェル氏は、「順ざやから逆ざやにシフトする際、 通常、大きな動きが進んでいる。産油国の追加減産が実施されており、 さらなる減産の可能性も高まっている。OPECが減産し始めて、ド バイが最初に反応し始めた」と指摘した。

ブルームバーグ・ニュースの調査によると、2月のOPEC原油 生産は2.7%減少した。OPEC加盟12カ国の2月の産油量は日量平 均2777万5000バレルで、1月から77万バレル減少した。

コーナフェル氏は「OPECが最も避けたいのは過剰在庫と相場 が順ざやになることだ。逆ざやが相場のほとんど常態になれば、OP ECなどの産油国にとっては最も望ましい状態だ」と語った。

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