株は今が買い時、大恐慌との比較は現実離れ-米投資家ルーソルド氏

米投資家でファンド運営を手掛け るスティーブン・ルーソルド氏は、投資家が景気について過度に不安 になっていることを理由に挙げ、株式は今が買い時との見解を示した。 同氏が運用に携わるグリズリー・ショート・ファンドは、米国株下落 を見越した投資で昨年、74%のリターン(投資収益率)を上げた。

ルーソルド氏はブルームバーグテレビとのインタビューで、「よ く大恐慌と比較されるが、完全に現実離れしており、ばかげている」 と指摘。「米国は過去にもっと深刻で、混乱も大きく、恐ろしい状況 を経験している」と語った。

同氏は米経済が株価が回復し始めた1974年当時ほどは悪くはな いと述べた上で、S&P500種株価指数は2009年中に少なくとも 1000に達すると予測。3日に付けた12年ぶりの安値696.33から 44%反発するとの見通しを示した。

ルーソルド氏は、株価上昇の公算が大きいため、自身が運営する グリズリー・ショート・ファンドは投資家に勧められないと付け加え た。同ファンドの09年に入ってからのリターンは26%。

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