【今日のチャート】サウジはOPEC総会で減産に反対か-ドル高で

サウジアラビアが15日に開かれる 石油輸出国機構(OPEC)総会で一段の減産に反対する可能性が出 ている。ドル高で原油の輸出収入が膨らんでいるからだ。

今日のチャートは、原油先物価格が過去最高値を付けた昨年7月 11日から70%下落し44ドル近辺になったことと、ドルが横ばいの時 に比べ高くなるとサウジの支出能力が1バレル当たり約12ドル増える ことを示している。

英コンサルタント会社センター・フォー・グローバル・エナジー・ スタディーズ(CGES)の副ディレクター、レオ・ドロラス氏は「サ ウジは60-70ドルのレンジを望んでいるようだが、世界経済がメルト ダウン状態になっている中では50ドルでもやっていける。どんなこと をしてでも原油価格を上げようとは思っていない。OPECは15日の 総会で大きく動かないだろう」と述べた。

ユーロは今年、欧州の金融危機の悪化懸念を背景に対ドルで

10.2%下落している。欧州委員会のデータによると、欧州連合(EU) はサウジなど中東の湾岸国にとって最大の貿易相手。

ドロラス氏によると、今年のOPECの原油輸出収入は2005年並 みの4280億ドル(42兆5000億円)と、昨年の8570億ドルから半減 する見通し。

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