米キャピタル・グループ、GEへの出資拡大で損失も-株安が響く

米ゼネラル・エレクトリック(G E)の大株主である米資産運用会社キャピタル・グループは、昨年10 -12月(第4四半期)に保有するGE株を15%増やしたが、今年の 株価下落によって、8億9500万ドル(約888億円)の含み損が生じ る恐れがある。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、キャピタル・グルー プは昨年10-12月期にGE株7780万株を取得。フィデリティ・イ ンベストメンツやドッジ・アンド・コックス、T・ロウ・プライス・グル ープも保有株を増やした。GEの株価は2009年に入って59%値下が りしている。

バトラー・ウィックの投資管理担当ディレクター、ウィリアム・ バッチェラー氏は「GE株は多くのモニター上で非常に魅力的に見え たに違いない。多くの歴史的基準からみて確かに割安に見えた」と述 べた。

GE株は4日、1991年以降で初めて6ドルを割り込んだ。同社 は世界的なリセッション(景気後退)や信用危機の影響で金融部門G Eキャピタルの利益が損なわれ、打撃を受けている。2月27日には 38年以来となる減配を発表した。この日の終値は前日比32セント (4.6%)安の6.69ドル。一時は5.73ドルまで下げた。昨年1年間 では56%下落した。

ハンティントン・ファイナンシャル・アドバイザーズで資産運用 に携わるピーター・ソレンティーノ氏は、昨年10-12月期の段階で は、投資家らは世界経済が09年7-12月(下期)までに好転すると 予想していたが、急速な改善への期待が最近では後退していると指摘 した。

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