S&P:格付け会社の規制強化で世界的な枠組み提案-報告書

米格付け会社スタンダード・ア ンド・プアーズ(S&P)は4日公表した報告書で、業界の利益相反 排除と透明性向上、倫理規定の策定に向けた世界的な枠組みを提案し た。

報告書は格付け会社に対する規制強化を求める内容で、格付けの 独立性とバイアス排除、格付け手法の公表のほか、「適切な指針」に 違反する会社に制裁を行う権限の監督当局への付与が確実に行われる ような新たな規則を策定すべきだと提言。政策当局者らに対し、10 項目の目標の概要を提示した。

S&Pやムーディーズ・インベスターズ・サービスなどの格付け 会社は、デフォルト(債務不履行)に陥ることになる仕組み債に最高 格付けを付与したとして、監督当局と投資家から批判されてきた。S &Pの提案は、独自の規制案を示すことで、米議会や欧州の業界規制 の動きに先行する狙いがある。

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