欧州株:12年ぶり安値から急反発-中国の景気対策への期待で

欧州株式相場は上昇し、600銘柄 で構成するダウ欧州株価指数は12年ぶり安値から反発した。1日の 上げとしては年初来で最大となった。中国が景気対策を拡大するとの 期待から買いが膨らんだ。

資源株では、オーストラリアのBHPビリトンと、スイスのエク ストラータが大幅高となった。中国の国家統計局局長を務めていた李 徳水氏が4日、温家宝首相が5日にも新たな刺激策を発表すると述べ たことを受け、中国需要増加への期待から銅やニッケル、アルミの各 相場が上昇したことがきっかけとなった。中国市場で海外メーカーと して最大のシェアを持つ独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)も 高い。

英スタンダード・チャータード銀行は、UBSが投資判断を引き 上げたことを好感し、15%の大幅高となった。

ダウ欧州株価指数は前日比3.9%高の167.62で終了。年初来で は16%下げている。

ECUグループの投資部門責任者、フィリップ・マンデューサ氏 (ロンドン在勤)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 「中国はまさに大規模な追加財政出動を打ち出そうとしている。膨大 な額の資金を投じる。これは長期的に支援材料となるだろう」と語っ た。

4日の西欧市場では、18市場中17市場で主要株価指数が上昇し た。ダウ・ユーロ50種株価指数は前日比4.2%高、ダウ欧州50種株 価指数は3.8%上げた。

BHPビリトンは13%上げ、英豪系鉱山会社リオ・ティントは 14%高となった。エクストラータは15%上昇した。

フォルクスワーゲンは7.4%高となり、年初来の下落率は18%に 縮小した。

仏建設会社バンシは12%上昇した。同社は2008年通期が増益と なったと発表し、09年も収益率を維持できるとの見通しを示した。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前日比133.78ポイント(3.8%)高の

3645.87。FTオールシェア指数は67.33ポイント(3.8%)上げ

1848.97。

ドイツのDAX指数は200.22ポイント(5.4%)高の3890.94。 HDAX指数は97.89ポイント(5.3%)上げ1940.14。

フランスのCAC40指数は121.13ポイント(4.7%)上昇し

2675.68で終了した。

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