英国債:2年債続伸、量的緩和期待で10年債とのスプレッドが拡大

英国債市場では、2年債と10年 債のスプレッド(利回り格差)が拡大し、少なくとも1992年以来で 最大となった。イングランド銀行が金融機関の借り入れコスト低下を 目指して短期債を購入するとの観測から、2年債が買われた。

2年債相場は4営業日連続で上昇。イングランド銀が5日にも、 景気刺激策として量的緩和の導入を示唆するとの見方が広がった。英 国が22億5000万ポンド相当の30年債入札を実施したことを受けて、 10年債相場は一段安となった。

RBCキャピタル・マーケッツの英金利商品開発責任者、ジョ ン・レース氏(ロンドン在勤)は「景気悪化と量的緩和への見方を背 景に短期債は極めて好調だ。長期債は遅れを取っている」と語った。

2年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)低下し1.24%。同国債(表面利率4.25%、2011年3月償 還)は0.03ポイント上げ105.94。一方、10年債利回りは3.63%と、 前日から8bp上昇した。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト60人を対象にした調 査では、イングランド銀は5日に政策金利を0.5ポイント引き下げ

0.5%にすると予想されている。

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