欧州債:ドイツ10年債続落、利回り3.14%-株高や増発懸念で

欧州債市場ではドイツ10年債相 場が続落。株式相場が上昇したのに加え、国債増発への懸念から国債 需要が後退した。

株式相場の反発を背景に、欧州債相場は独10年債を中心に下落 した。ギリシャはこの日、75億ユーロ相当の国債入札を実施。フラン スとスペインは5日に最大110億ユーロ相当の国債入札を予定してい る。欧州中央銀行(ECB)が5日に利下げを決定するとの観測から、 独2年債に対する10年債の上乗せ利回りは拡大し、ここ3週間で最 大となった。

野村インターナショナルの債券ストラテジスト、ショーン・マロ ニー氏(ロンドン在勤)は「フランスとスペインの国債入札を控えて 国債相場は値下がりしている。大量の供給を消化しなくてはならない。 市場は今後もこうした材料に時折悩まされるだろう」と述べた。「だ が、ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)を考慮すれば、買い 時だ」と付け加えた。

ロンドン時間午後5時現在、独10年債利回りは前日比9ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上昇し3.14%。同国債(表 面利率3.75%、2019年1月償還)価格は0.82ポイント下げ105.07。 一方、2年債利回りは1.18%と、前日からほぼ変わらず。

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