アジア株:MSCI指数、3日ぶり反発-日中の景気刺激策に期待

4日のアジア株式市場では、MS CIアジア太平洋指数が3日ぶりに反発。中国と日本が景気刺激策を 拡大するとの楽観的な見方から買いが広がった。

利用者数で世界最大の携帯電話会社、チャイナ・モバイル(中 国移動)は香港市場で3.2%高。中国国家統計局の局長だった李徳水 氏が、温家宝首相が5日に新たな景気刺激策を発表すると語ったこと が手掛かり。三菱地所は3.9%上昇。日本銀行の須田美矢子審議委員 は4日、金融政策について「いざとなれば、通常の政策ルールを逸脱 するほどの思い切った策を打つ」との姿勢を示した。

一方、トヨタ自動車は2.5%安。同社の2月の米自動車販売台 数が過去最大の減少率を記録したことが嫌気された。

MU投資顧問の森川央シニアストラテジストは、世界的なリセ ッション(景気後退)には迅速な対応が必要だと指摘。中国は景気回 復の兆候が見られる世界でも数少ない国の1つだと述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時19分現在、前日 比1%高の72.52。前日までの2日間で4.5%下げていた。日経平 均株価は前日比61円24銭(0.9%)高の7290円96銭で終了した。 オーストラリアのASX200指数は、2008年10-12月(第4四半 期)の豪経済が8年ぶりのマイナス成長となったことを嫌気し1.6% 安となった。

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