仏テレコムの08年通期:35%減益、のれん代償却や税負担増で

欧州3位の電話会社、フランステ レコムが4日発表した2008年通期決算は、前年比35%減益となった。 のれん代償却や税負担の増加が響いた。

発表資料によると、純利益は40億7000万ユーロと、前年の63 億ユーロから減少。売上高は前年比1%増の534億9000万ユーロだ った。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均では、利益は53 億1000万ユーロ、売上高は534億ユーロと見込まれていた。

仏国内や英国などの成熟市場で業績鈍化に見舞われている仏テレ コムは、有料テレビなどの新サービスで既存顧客からの収入増加を図 るとともに、加入者増加を目指してアフリカに進出を拡大した。07年 は国内での繰り延べ税金資産の計上が一因で、税負担が8億5000万 ユーロ減少していた。

ジェルベ・ペリシエ最高財務責任者(CFO)は電話会議で「08 年は、極めて良好な営業成績を上げた1年だった」と述べ、「当社の 成長率は事業展開する国々の国内総生産(GDP)伸び率を上回っ た」と指摘した。

仏テレコムは通期の配当を1.40ユーロと、07年の1.30ユーロ から増額した。

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