豪ドル1カ月ぶり安値、GDP減少で-中国刺激策の観測でやや戻す

4日の外国為替市場では、オース トラリア・ドルが下落。同日発表された2008年10-12月(第4四半 期)の豪国内総生産(GDP)が8年ぶりのマイナスとなったことか ら、豪準備銀行(RBA)への追加利下げ圧力が強まり、豪ドルは対 米ドルで1カ月ぶりの安値を付けた。ニュージーランド・ドルも値を 下げた。

豪ドルは円に対しても下落。第4四半期の豪GDPは前期比で

0.5%減少した。アナリスト予想は前期比0.2%増だった。豪ドルと NZドルはその後、中国の温家宝首相が5日に新たな景気刺激策を発 表するとの観測から、下げ幅を縮小している。

カリヨンの通貨戦略世界責任者、ミチュル・コテチャ氏(香港在 勤)はGDPについて、「リスクが上振れとの見方だっただけに、豪 ドルにかなり強い打撃を与えた」と指摘。「全般的な高リスクの投資 回避傾向や米ドル高が続いていることも、豪ドルの悪材料となってい る」と述べた。

豪ドルは一時1豪ドル=0.6286米ドルと、2月3日以来の安値。 シドニー時間午後2時57分(日本時間午後零時57分)時点は同

0.6332米ドルと、アジア市場での前日遅くの水準を1.4%下回ってい る。対円では0.6%安の同62円30銭。

ニュージーランド・ドルは0.6%安の1NZドル=0.4952米ドル。 円に対しては0.1%上昇し、同48円74銭。

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