中国投資公司:「割安になっている」原材料資産買収も-副社長(2)

中国の政府系ファンド(SWF)、 中国投資公司(CIC)は、「割安になっている」原材料資産に投資す る可能性がある。商品相場が7年ぶりの低水準となるなか、他の中国 企業は原材料資産の買収を進めている。CICの運用資産は2000億ド ル(約19兆7000億円)。

北京で開催された全国政治協商会議に出席したCICの汪建熙副 社長は4日、記者団に対し「多くの原材料が割安になっており、投資 の可能性について検討している分野の1つだ」と述べた。

CICは、米ブラックストーン・グループや米モルガン・スタン レーなどの金融機関への投資で50億ドル以上の損失を出したがその 後、原材料資産に目を向けている。中国の国有企業は先月、鉱山会社 に総額220億ドルを投資する計画を発表。負債を抱え、資金調達が困 難になっている鉱山会社から鉄鉱石や銅、亜鉛などの資源を確保する ことを目指している。

汪副社長は「原材料は実体経済と結び付いているため、実体経済 が悪化すれば損失を被る可能性がある。それでも資産を長期にわたっ て保有すれば、利益を上げることができる」との見方を示した。

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