日鉱・三井金属の銅合弁:4月以降減産幅圧縮も-中国需要増で

新日鉱ホールディングス(HD)の銅事 業会社である日鉱金属と三井金属鉱業の銅合弁会社、パンパシフィック・カッ パー(PPC、東京都港区)は4月以降、銅地金の減産幅を圧縮する公算が大 きい。国内需要は半減しているが、中国のインフラ需要向けに輸出が伸びてい るためだ。西山佳宏・取締役執行役員が4日、ブルームバーグ・ニュースの取 材で答えた。

同社は昨年12月、佐賀関製錬所(大分市)など国内3拠点で09年1-3 月に14年ぶりの減産に踏み切ると公表。操業度を10-20%落とすとしていた が「中国の発電や鉄道向け輸出が想定以上に伸びているため、減産幅は10%で とどまっている」(西山取締役)。1月以降、内需は前年比5-6割減少して いるが、輸出で一部補っている格好という。

4月以降については「中国向け需要の堅調さがいつまで続くかによるが、 減産幅を10%未満に抑えたい」(同氏)として、採算改善のため減産幅の圧縮 を検討している。

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