午後の日本株はプラスに、全人代控え中国の政策期待-機械や鉄鋼上げ

午後の東京株式相場は上昇転換。2 月の中国製造業購買担当者指数(PMI、季節調整済み)が好調だった ことから、中国での需要拡大期待が広がり、クボタやコマツなど機械株、 JFEホールディングスなど鉄鋼株が一段高。電機や銀行もプラスに転 じる動き。日本株はこの日、午前後半から下げを縮小していた。

カブドットコム証券の臼田琢美常務執行役によると、「日経平均は 7000円という大台を直前に控え、市場では公的年金の買い出動の話が 出ている。下落場面を買う、もしくは買い戻される状況となっており、 一気には下がりにくい」という。

午後1時52分現在の日経平均株価は前日比49円97銭(0.7%) 高の7279円69銭。TOPIXは同3.11ポイント(0.4%)高の

729.91。東証1部の出来高は14億7857万株。騰落銘柄状況は値上が り銘柄数1132、値下がり436。東証1部業種別33指数のTOPIXに 対する上昇寄与度上位は、電機、機械、銀行、不動産、鉄鋼、医薬品。

4日午前に発表された2月の中国製造業購買担当者指数(PMI) は、3カ月連続で上昇した。2月の同指数は49と、1月の45.3から 回復。活動の拡大・縮小の分かれ目となる50を5カ月連続で下回って いるが、昨年11月に付けた過去最低の38.8からは改善傾向にある。

中国の景気刺激策が、順調に景気を回復させているとの見方が広が り、中国上海総合指数は一時3.1%高まで上昇。香港ハンセン指数、韓 国総合株価指数、加権指数などアジアの主要株価指数も上昇している。

一方、ロイター通信は4日午前、昨年11月に発表した4兆元を上 回る規模に景気対策を拡大する見通しだと報道。また、国家統計局の元 局長である李徳水氏が4日、北京で明らかにしたところによると、中国 の温家宝首相は5日、新たな景気刺激策を発表する。中国では5日から 全国人民代表大会が開催される。

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