豪州経済は短期的な弱さに直面、世界的景気後退で-中銀総裁補佐

オーストラリア準備銀行(RB A)のマルコム・エデイ総裁補佐は4日、世界的なリセッション(景 気後退)の深刻化により、豪経済は短期的な景気の弱さを避けること ができないとの見解を明らかにした。

エディ総裁補佐はシドニーで開かれた豪州産業連盟(AIG) の年次経済フォーラムで講演し、「世界的な景気悪化は非常に急速で、 豪州は短期的に若干の景気の弱さを避けられないだろう」と指摘。 「2009年が世界経済にとって極めて困難な年となりつつあることは 間違いない」との見方を示した。

同総裁補佐は、豪州の資源に対する世界的な需要減少により、 今年の豪貿易黒字が20%減少すると予想。オーストラリア準備銀行 (RBA)は世界的な混乱の影響緩和を目指し、政策金利を昨年9月 以来で計4%引き下げ、45年ぶり低水準の3.25%に設定している。

エディ総裁補佐はRBAに関し、「大半の国々よりも景気刺激的 な政策を行う余地が大きい」と指摘。「この余地が現在、利用されて いる」と述べた。

RBAは3日の政策決定会合で、政策金利を7カ月ぶりに据え 置いた。現行の金利水準と政府の財政出動が同国のリセッション回避 につながる可能性があるとみている。

エディ総裁補佐は「今回の危機に際し、豪経済の勢いが大半の 他の先進国よりも強いことは注目に値する」と語った。

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