米大豆・トウモロコシ先物:上昇、アルゼンチン政府が輸出管理を検討

シカゴ商品取引所(CBOT)では 3日、大豆相場が11週間ぶりの安値から反発し、トウモロコシ相場も 上昇した。アルゼンチンが穀物輸出を管理すれば、同国の農民による輸 出が停止し、米国産の需要が拡大するとの観測が高まった。

アルゼンチン政府は国内供給を確保するため、輸出販売に関する 調査を実施する前に、穀物と植物油の取引を政府が管理する案を検討し ている。農業団体は政府と輸出税に関する協議を再開した。農民団体は 昨年、輸出税をめぐり数カ月間にわたって抗議行動を続けた。アルゼン チンは大豆を原料とする飼料と食用油の世界最大の輸出国で、トウモロ コシ輸出では2位となっている。

グレインアナリスト・ドット・コム(シカゴ)のビック・レスピ ナス氏は「出来高は非常に低水準で、持久戦のような取引になってい る」と指摘。3日の協議で何か問題が発生すれば「強材料となる可能性 がある」との見方を示した。

大豆先物相場5月限終値は、前日比9.5セント(1.1%)高の1 ブッシェル当たり8.535ドル。2日には一時、8.3825ドルと、昨年 12月12日以来の安値まで下げた。トウモロコシ先物相場5月限は

0.25セント(0.1%)高の同3.505ドル。2日までの3営業日で

5.9%下落していた。

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