米GEキャピタルの社債保証コスト、過去最高-資本懸念で(2)

3日のクレジット・デフォルトス ワップ(CDS)市場では、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の 金融部門、GEキャピタルの社債保証コストが急上昇し、ディストレ スト債の水準に達した。GEの株価が16年ぶり安値に落ち込んだほ か、追加増資が必要となる可能性をUBSが指摘したことが影響した。

GEキャピタル債のデフォルト(債務不履行)に対する期間5 年の保証料は2日から前払い分が発生。米格付け会社ムーディーズ・ インベスターズ・サービスは2月27日、GEが71年ぶりに減配を 実施したにもかかわらず、依然としてGEの「AAA」格付けの引き 下げを検討していることを明らかにした。また、リチャード・ホフマ ン氏率いるクレジットサイツのアナリストらは2日付のリポートで、 GEがGEキャピタルをスピンオフ(分離・独立)する可能性を投資 家は懸念していると指摘した。

CMAデータビジョンによると、GEキャピタル債の保証料は年 間5%プラス前払いで18%と、過去最高。これは同社債1000万ド ルに対する保証料として、年間50万ドルに加え、前払いで約180万 ドルかかることを意味する。

バークレイズ・キャピタルによれば、北米の投資適格級企業 125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッド はニューヨーク時間午後5時1分(日本時間4日午前7時1分)現在、

5.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の244.5bp。 CMAの調べでは、これは昨年12月15日以来の高水準。スプレッ ド上昇は信用の質が劣化したとの認識を示す。

主に高リスク・高利回りの50銘柄で構成するマークイットiT raxxクロスオーバー指数のスプレッドは30bp上げて1140bp。 投資適格級の欧州企業125社で構成するマークイットiTraxx 欧州指数は5.5bp上昇の196.5bpだった(いずれもJPモルガ ン・チェース調べ)。

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