欧州株:ダウ株価指数、1996年来の安値-ダニスコやバイエルが安い

欧州株式相場は下落。600銘柄で 構成するダウ欧州株価指数は1996年以来の安値を付けた。企業利益 が悪化しつつあるとの懸念が高まった。またバーナンキ米連邦準備制 度理事会(FRB)議長が銀行システムはまだ安定化していないとの 見解を示したことが材料視された。

デンマークの食品メーカー、ダニスコは少なくとも19年ぶりの 大幅安となった。20年ぶりに黒字を確保できないとの同社見通しが売 りを誘った。ドイツの製薬メーカー、バイエルは、プラスチック需要 の減少を理由に2009年業績見通しを下方修正したことが嫌気され、 9営業日連続安となった。

スイスの銀行、クレディ・スイス・グループも安い。米投資会社 サンフォード・C・バーンスティンが資産運用事業の暗い見通しを理 由に、同銘柄を売りに指定したことがきっかけ。

フォルティス・グローバル・マーケッツのシニアストラテジスト、 フィリップ・ガイゼル氏(ブリュッセル在勤)はブルームバーグテレ ビジョンとのインタビューで、「顧客には特に警戒するように呼び掛 けている。金融セクターの危機が終わっていないのは明らかだ」と語 った。

ダウ欧州株価指数は前日比1.8%安の161.34と、1996年11月以 来の低水準となった。年初来の下落率は19%に達した。ダウ・ユーロ 50種株価指数は前日比1%安、ダウ欧州50種株価指数は1.7%下げ た。

ダニスコは一時、20%安まで売り込まれた。同社は09年4月期 が収支均衡との見通しを示し、9億5000万デンマーク・クローネの 黒字予想を撤回した。

ブルームバーグのデータによれば、ダウ欧州株価指数の構成600 社のうち、1月12日以降に発表された235社の決算は平均94%の減 益だった。一方、同時期に発表されたS&P500種株価指数の構成企 業463社の決算は58%減益だった。

バイエルは0.8%安と、9営業日での下げは14%となった。クレ ディ・スイスは3.9%下落した。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前日比113.74ポイント(3.1%)安の

3512.09。FTオールシェア指数は50.81ポイント(2.8%)下げ

1781.64。

ドイツのDAX指数は19.35ポイント(0.5%)安の3690.72。H DAX指数は11.77ポイント(0.6%)下げ1842.25。

フランスのCAC40指数は26.91ポイント(1%)低下し

2554.55で終了した。

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