アジア株:下落、世界的な景気悪化懸念-HSBCやBHPが安い

3日のアジア株式相場は下落。 銀行株や資源株が安い。中国が追加の景気刺激策を導入するとの期待 がある一方で、世界的な景気悪化に対する懸念が根強い。

欧州最大の銀行、英HSBCホールディングスが香港市場で急 落。増資計画発表が嫌気された。シドニー市場では、世界最大の鉱山 会社、オーストラリアのBHPビリトンが下落。原油と金属の値下が りが響いた。一方、中国最大の保険会社、中国人寿保険は香港市場で 上昇。中国政府が今週、景気浮揚に向けた歳出増を決めるとの期待を 反映した。

ABNアムロ・プライベート・バンクのアジア株式調査責任者、 ダフネ・ロート氏(シンガポール在勤)は「われわれは引き続き株式 投資に慎重だが、中国については比較的前向きだ。中国は強力な刺激 策を幾つか打ち出している。ただ、株式を買い急ぐ必要はない。さら に売り込まれることや利益見通しの引き下げがまだありそうだから だ」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時33分現在、前日 比0.2%安の72.30。日経平均株価は同50円43銭(0.7%)安の 7229円72銭で終了した。

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