スイス10-12月GDP:前期比0.3%減-リセッション入り(2)

スイス経済省経済管轄局が3日発 表した2008年10-12月(第4四半期)の実質GDP(国内総生 産)は季節調整済みで前期比0.3%減と、04年以来最大の減少とな った。7-9月(第3四半期)は前期比0.1%減に改定され、同国経 済はリセッション(景気後退)入りが確認された。

08年第4四半期GDPは、04年第3四半期以降で最悪のマイ ナス成長。輸出は前期比8.1%減、投資は3.1%減だった。ブルーム バーグ・ニュースがまとめたエコノミスト15人の予想中央値では第 4四半期GDPは前期比0.8%減と見込まれていた。前年同期比では

0.6%減。第3四半期は前年同期比1.4%増に改定された。

世界的な需要減少に伴う企業の生産・雇用削減や、金融市場の 混乱による銀行の収益減少で、スイスの景気低迷は深刻化する可能性 がある。スイス国立銀行(SNB、中央銀行)は昨年10月初め以降、 政策金利を計2.25ポイント引き下げ、0.5%としている。

ピクテのエコノミスト、ベルナール・ランベール氏(ジュネー ブ在勤)は、「第4四半期はひどかった。今年の1-3月(第1四半 期)もかなりひどくなるだろう」とした上で、「SNBは、少なくと も年内は政策金利をほぼゼロ%で維持する可能性が高い。第4四半期 までは景気の回復は見られないだろう」との見方を示した。

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