日本振興銀行:SFCG株など大量保有報告-担保権で追加取得(3)

日本振興銀行は3日、経営破たんし たSFCGとマルマン株の追加取得を記載した大量保有報告書を関東財 務局に提出した。同報告書によると、同行は2月24日にSFCG株を市 場外取引で合計62万4300株を取得。その結果、発行済み株式に対する 保有比率は従来の11.74%から16.84%になった。

また同行は、SFCGグループのMAGねっとが債務の担保として 提供していたマルマン株についても担保権を行使して追加取得。保有比 率は36.71%から46.12%になった。

同行は、主に中小企業向け融資を行なっており、経済評論家の木村 剛氏が取締役会長を務めている。ブルームバーグのデータによると、同 行はマルマンの筆頭株主。

銀行法16条は、国内銀行とその子会社の株式について、議決権ベー スで5%超の保有を禁止しているが、特例として、担保権行使で取得し た株式については、取得日から1年を超えない期間の保有を認めている。 岡三証券の服部実アナリストは「日本振興銀行は法律上の制約があり、 保有株は長期に持てないだろう」と分析した。

マルマン経営管理部の中村修氏は「従来からSFCGグループとの 取引はそれほど多くなかった。当社の筆頭株主が日本振興銀行になるこ とでマイナス部分はない」とコメント。これに対して同行の経営管理室 の山口博之氏は保有しているマルマン株の取り扱いについて、「今後の 対応は検討していく」としている。

SFCGは2月23日、東京地裁に民事再生手続き開始を申し立てて 受理されている。

日本振興銀行による大量保有報告書の提出一覧(2銘柄)
銘柄名(コード)                   保有比率   報告義務発生日
SFCG(8597)                    16.84%    09年2月24日
マルマン(7834)                    46.12%    09年2月24日
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