1月の米中古住宅成約指数は低下へ、住宅不況4年目突入も-調査

米国における中古住宅の売買成約 は1月も減少し、住宅不況の4年目突入を示唆することになりそうだ。 ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関32社を対象に実施した 調査で明らかになった。

調査の予想中央値によれば、全米不動産業者協会(NAR)が発 表する1月の中古住宅販売成約指数は、前月比3.5%低下しそうだ。 昨年12月には同6.3%上昇していた。

十分な融資が行われず、差し押さえ件数が過去最多となる状況が、 不動産価格をさらに押し下げており、2009年のかなりの期間、見込 み客が購入を見合わせる状況が続く可能性がある。

ワコビアのエコノミスト、アダム・ヨーク氏は「差し押さえ圧力 と融資をめぐる懸念で、住宅価格の下げは10年初めにかけて続く可 能性が高い」と指摘。「住宅市況の見通しは非常に弱い」と述べた。

中古住宅販売成約指数の発表は3日午前10時(ワシントン時 間)。ブルームバーグ調査の予想レンジは前月比0.8-5%の低下。

中古住宅販売成約指数は売買契約が署名された段階の件数を示し ているため、中古住宅販売の先行指標と考えられている。一方、NA Rが発表している中古住宅販売件数は売買手続きが完了した時点の件 数で、契約署名よりも通常、1、2カ月後となる。

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