豪経済:10-12月期プラス成長で景気後退回避も-RBCのオン氏

RBCキャピタル・マーケッツの シニアエコノミスト、スーリン・オン氏は、3日発表された2008年 10-12月(第4四半期)のオーストラリアの経常収支について、以 下の通り語った。同国統計局によると、経常赤字は65億豪ドルと、 7-9月(第3四半期)の94億9000万豪ドル(改定値)から減少。 純輸出は昨年10-12月期の成長率を1.5ポイント押し上げた。

同氏はまた、1月の豪小売売上高が予想外に前月比0.2%増加し たことにもコメントした。

◎輸出について

「純輸出が寄与したことは大きな驚きだった。4日発表の昨年10 -12月期の国内総生産(GDP)統計がプラスになるのに十分で、マ イナス成長を回避できるかもしれない」

「輸出が貢献するのは今回が最後になるかもしれない。石炭・鉄 鉱石の過去の輸出成約の影響が遅れて反映されているためだ」

「輸出はなおGDPにプラスの影響を与えており、在庫減少と内 需の低迷を補っている」

「豪州はテクニカル・リセッションを回避できるかもしれないが、 現在ぎりぎりでそれを避けようとしているところだ。豪経済は成長を 停止しようとしている。内需は急減速し、失業は増加し始めている。 大半の経済指標がリセッションの水準を示している」

◎小売売上高について

「小売売上高の増加は消費の回復力を示唆している。昨年末から 1月にかけて政府の景気対策が引き続き消費を支援した。現在その効 果は薄れているが、追加対策が3-4月に実施される」

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