ゼビオ株が急反発、初の自社株買い実施を評価-発行済み株式の2%強

スポーツ用品店を展開するゼビオの 株価が一時、前日比8.6%高の1569円と急反発。同社としては初の自 社株買い実施計画を発表したことを受け、株主重視に向けた経営姿勢を 評価した買いが膨らんだ。約1カ月ぶりに25日移動平均線(1524 円)を回復、売買高は34万3500株と、過去15日間の1日当たり平均 (22万6000株)をすでに上回る。

ゼビオは2日、100万株(発行済株式数の2.1%)、16億円を上 限とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は3月3日から3 月31日まで。足元の同社の発行済み株式数は4791万株で、自己株式 数は208万4000株(発行株の4.35%)を占める。今回の自社株買い が上限まで実施されれば、自社株数は308万4000株となり、発行株の

6.44%に比率が上昇する。

自社株取得の目的については、発表資料で言及した経営環境の変化 に応じた機動的な資本政策の遂行のほか、「株主還元の意味合いも強 い」(同社・コーポレート室の米田一平氏)という。

同社では、個人消費の低迷で高額なゴルフクラブの販売不振が響く 上、暖冬の影響でスキーなどのウィンタースポーツ関連も落ち込んでお り、今期(2009年3月期)業績予想を2月20日に下方修正している。 連結純利益予想は前期比26%減の62億円。従来は同5.6%増の88億 円と増益を予想していた。一方、「株主重視の方針から、期末配当金計 画は据え置いた」(米田氏)。今通期の配当金は30円(中間15円、 期末15円)となる見通しで、午前終値で算出した配当利回りは1.9%。

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